空力改善を考える

初期型S2000はスポーツカー然とした見た目に反して空力が悪いと感じる
横風に弱いし 速度によってはなんとなく浮いてるような不安定感もあったりする

S2000の空力はAP1-130以降のフロントバンパーの形で風の流れが改善されて さらに後発のTYPE-Sの場合は理想的な空力と呼ばれるようにまでなった
そう考えると初期型でもちょっとした方法で空力改善が出来そうだと思って 今まで少しずつ空力改善パーツを取り付けてきた

最初にやったのは純正のストレーキ
値段も安いし取り付けも簡単なので試してみたのだが 高速道路巡行中の音がかなり静かになった
パーツとしてはちょっとした小物という感じなのに 気のせいレベルじゃなくて本当に静かになったのはけっこう驚いた

その後の課題は直進安定性と浮いてるような感じの改善なのだが GTウイングは見た目が大げさな気がすると思っていた
しかし ウイング無しで改善を実現しようとすると リアバンパー下に付けるディフューザーとか車体下のフラット化とかが候補となる
リアディフューザーは駐車場の輪止めにこすったりするらしいし価格も意外に高い
車体下のフラット化はディフューザーどころじゃなくお金がかかりそうだし 結局はGTウイングを付けるのが手っ取り早くて効果も高いことが解った

そんなことを考えているときにVOLTEX製のウイングをヤフオクで見つけたので落札して取り付けたのだった
このあたりことをは過去の投稿で紹介しているので詳しいことは省略する

GTウイングを付けてからは高速道路巡行中の直進安定性が上がり 特に横風からの影響でハンドルを取られるようなことが減ったと思う
また 幌のバタバタ感が無くなったのも面白い効果だと思った

その代わりにある程度の速度を超えるとフロントが浮いたように感じるようになってきた
怖いほどではないが 出来れば改善したいところ

そうなるとフロントバンパー周りに何かのパーツを付けることを考えるわけだが これはパターンが無数にある
一番スタンダードな方法として 純正オプションのモデューロリップスポイラーを付けるのが見た目も効果も無難な選択に思えるのだが 既に絶版になっているので入手は困難

空力改善を最優先に考えると純正TYPE-Sのバンパーとリップを取り付けるのが良いかと思ったが 取り付け込みで16~7万かかるとのこと

社外のリップスポイラーやバンパーも色々なのが出ていて検討してみたが デザインが気に入らなかったり値段が高すぎたりして適当なのが見つからない

そこで見た目がほとんど変わらずにちょっとは空力を改善できるかな?というもので「G.R.CRAFT カーボンリップスポイラー」というのを見つけて取り付けてみた

今年の4月初旬に発注して 届くまでに1ヶ月以上かかったが 届いてからはジャッキアップもせずに簡単に取り付けることができた
フロントリップ
※撮影時の天気が良すぎて影が濃く見づらいので写真の明度を上げてみたが 白飛び気味になってしまったのはご容赦願いたい

ウェットカーボンのただの板なのだが カーボン柄がさりげなく見えてなかなかカッコいいと思った
取り付けはバンパーとアンダーパネルを繋いでいるビスを外して 付属のビスで締め込めば終わりという非常に簡単なものだが 意外にしっかりくっついている

そして肝心の効果は……というと実はあんまり改善を感じていない
どこにも膨らみのない板なので風を整流する効果はないのかもな……と思った

そして実はこのカーボンリップスポイラーを発注してからしばらくして ヤフオクでモデューロリップスポイラーを落札できてしまった
色が車体色と違うので塗装しようかと思ったが 塗装費用もバカにならないし 自宅で塗装なんてのも無理な話

そこで今 カーラッピングのシートを入手して貼り付け作業を行っているところだ

リップスポイラーは結構曲がった面が多くて簡単じゃないが とりあえず塗装したっぽい外観に仕上げることができたので近々装着してみる予定

しかも先に紹介したG.R.CRAFTのカーボンリップスポイラーもモデューロのスポイラーと同時に装着できるようなので 最近のヨーロッパ車のバンパーデザインぽくできたらいいなと思っている

その結果が出たら詳しく紹介しようと思う

16インチ化後の写真

さんざんこのブログでS2000のホイールを17インチから16インチにしたと書いてきたが なかなかその写真を撮る機会がなくて実際の姿を紹介できなかった
しかし昨日のドライブでやっと撮影できたので載せておこう

まずは横から

2017-06-04 サイドビュー

なんというか 実に普通

フロントからは比較としてまず変更前の17インチ時代

17インチ時代のフロントビュー

そして変更後

2017-06-04 フロントビュー

17インチ時代に比べてフロントリップに何か付いているが それについては詳しく紹介したいのでまた後日

そして17インチ時代のリアビュー

17インチ時代のリアビュー

そして変更後

2017-06-04 リアビュー

こうして並べてみると やっぱり17インチの方がカッコいいと思うが 16インチもそんなに悪くないと思う
迫力不足にはなってしまったが 17インチが標準っぽくなってる今の時代では むしろ16インチにこだわってる風なのも良いかななんて思って勝手に納得している

インチダウンとタイヤの銘柄変更で操作性がけっこう変わってしまったのにはまだ慣れないが それは高速道路などを巡行中に路面のうねりなんかを敏感に捉えてしまっているのが大きく 慣れればなんとかなりそうだ
ちょっとずつ慣れてきはじめているからか 首都高のC1などの荒れた路面だとむしろしっくりくる感じなので 普段使いでは利点もそれなりにあるかなと思い始めたところ

今の駐車場を出て余裕のあるところに引っ越せたら いつかは17インチのF225/45R17 R255/40R17のセットに出来たらいいなとは思っているが 16インチにこだわって行くのも面白いかなと思っている

ETCで止められた記

今日はなんとなく走ってみたくなって新東名に行ってみた

コースは
首都高:初台南
 ↓
大橋ジャンクションを通って首都高3号線
 ↓
東名:東京料金所
 ↓
新東名:清水パーキングエリア
 ↓
新清水ジャンクション
 ↓
東名の旧道を通って東京料金所

そしてETCで止められてしまった

なんで?!と思ったが 東名東京料金所から東名に入って 5時間後ぐらいに再び通るまで一度も東名を降りていなかったので「要調査」となってしまったらしい
結局はETCカードを係員の渡して事情を話したら精算して通してもらえたのだが 私の後で待つことになってしまった車には本当に申し訳ないことをした

確かに新東名から新清水ジャンクションを通って上り路線に普通に入れたときに これって通過したことをどうやって検知するんだろう?とは思っていた
それにしても、これってもしかして横浜町田インターあたりで降りていたら 東京料金所→横浜町田間の料金しか取られなかったのだろうか

まあ 不正はまったくする気はないというか そもそも清水パーキングで休憩してるときに「もう帰ろうかな」なんて思ってナビの目的地に自宅を指定して そのままナビの言うとおりに走ってきただけなので まさか止められるとは思ってなかったし 申告した内容も本当の事

係員の人が言うには 今回のような周回の場合 ETC専用の出口は使わずに一般の出口で事情を話せばサクッと出られるとの事だったので 別に違反とかではないようだ

何はともあれ 途中で事故渋滞があったりETCで止められたりといろいろあったドライブだったが 車の写真も撮ることができたしけっこう楽しかったので そのあたりのことはまた後日

勘違いしていたかもしれない

またタイヤの話

先日ずっと使っていた17インチのタイヤセットを16インチに取り換えて 最近の投稿では肯定的なことを書いてきたのだが 実を言うと操作性の違いに戸惑ってしまっている
17インチのグッドイヤー RS SPORT S-SPECは温度高めのドライ路面ではどっしりとした安定感で 私程度の腕では破綻する気配すら無いぐらいのグリップ感があった
RS SPORTに換えたばかりの頃はグリップ感が上がりすぎてダンパーの減衰力を上げたり ヘタり気味だったブレーキのローターとパッドを新しくしたりしてバランスを取ったりした
結局 足回りのブッシュ交換までやって落ち着くまでは なかなか思うようにバランスが取れなかったりしたのだが……

ちなみにブレーキは ディスクがディクセルのFS(焼き入れ済のスリット入り)でパッドがENDLESSのMX72にしているが 踏み始めはスムーズで 踏めば踏んだだけ効く感じで気に入っている

ところが新調した16インチセットは前述の17インチセットに比べると限界がだいぶ下がったような感じというか すごく神経質な操作性になってしまったのだ
実際にはタイヤの限界付近まで負荷をかけてみたわけじゃないから 本当の限界はずっと上の方にあるのだろうとは思っているけど 街中を普通に走っているだけでも路面の変化やハンドル操作にかなり敏感に反応するので ちょっと疲れを感じるという感じ
まあ……歳を取って疲れやすくなっただけとも言えるのだけれども

ただ もしかしたら盛大に勘違いしていたのかもと思える部分もある

17インチから16インチのセットに取り換えたのだから 取り換える前の予想ではちょっとふわふわした感じになると思っていた
ところが実際にはコツコツと突き上げられるような感触になってしまった

扁平率の変化はあんまり関係ないのかな?と思ったのだが 実はこれ タイヤが路面変化を吸収する動きをコツコツという細かい振動に感じてしまっているのじゃないか?と思い始めた
考えてみればタイヤの扁平率が一回り高くなった(低くなった?……この場合はどっちが正解?)からといっていきなりボワっとした感触になるはずもなく サスペンションの振動吸収とはだいぶ違うと考えるのが正解っぽい

何が言いたいのかというと 17インチセットでバッチリと合っていたサスのセッティングが 16インチセットと合ってないだけでやたら突き上げを感じるんじゃないかと思ったのだ

17インチのときにはダンパーを硬くする方法が正解だったが 今度は思いっきり柔らかくしてみたらどうだろうかと考えた
今度実際にやってみようと思う

RS SPORTに取り換えたばかりの頃も納得できるセッティングまでけっこう時間がかかったので 楽しみながらいろいろ試してみよう

夏の課題

今日は16インチに取り換えたS2000の写真を撮ろうと 撮影場所を探しながら初めて圏央道を走ってみた
しかしどこに行っても混んでいて撮影どころか渋滞にハマりながらストレスを溜めまくるだけで帰ってきてしまった

車の外観ぐらい近場でサクッと撮ってしまえば良いようなものだが 背景に余計なものが映り込むと何かと面倒なので できるだけ開けた風景の場所と思ったのだがもっと早い時間から動き出さないとダメだったようだ

そして今日は気温がけっこう高く 渋滞ににハマってると水温や吸気温がどんどん上がってしまってエンジンも振動が大きくなってしまった
それなりの速度を出せれば水温はすぐ下がるし 渋滞中でもエアコンも良く効いているのでトラブルの心配はなさそうだが エンジン音がガラガラ言い始めるのは気になるところ

エンジンオイルは先日換えたばかりだし 燃費も特に落ちてないから不調ではないのだが フルパワーを出せる時間はすごく短い感じ

課題は水温と吸気温ということになるが ノーマルのままのラジエーターもそろそろリフレッシュを兼ねてアルミの社外品の取り換えることを検討する時期かもしれない
吸気温に関しては下手にいじり始めるとけっこうコストのかかる場所なのでとりあえず様子見が良いだろう

それにしてもS2000みたいなスポーツカーに乗っていると 飛ばし気味に走るのが義務みたいなプレッシャーをなんとなく感じていたが 最近は歳を取ったせいか普通に流しているだけの方が楽しいと感じるようになってきた

思えば首都圏近郊の高速道路も首都高と東北道・常磐道程度しか走ってなかったので 昔スキーに行くために走ったような道をドライブ目的で走ってみようかと思った

今は16インチにサイズダウンしたタイヤの操作性にまだ馴染んでないが 中長距離でのドライブを続けていればそのうち慣れるだろう
とりあえずはちょっと気を抜くとギクシャクしてしまうS2000をスムーズに走らせるのを課題としようかと思う

Y2000化進行中

去年の11月にS2000のパーツをヤフオクでいろいろ調達したという話を書いた
Y2000?!(2016年11月4日投稿)

その時点で
1.アンサーバックユニット
2.レカロシート
3.テールランプ
4.無限……タイプのシフトノブ
5.J’sレーシング ハイパーECU
6.VOLTEX GTウイング
と6種類も落札したのだが 現在はさらに増えてしまった

7.後期用幌一式(骨組み・モーター付き)
8.16インチ純正ホイールセット
9.モデューロスポイラー(前期用)

幌と16インチ純正ホイールセットについては事情も含めて紹介してきたが モデューロスポイラーについては入手したばかりで取り付け前の準備をしている段階なので 無事に取り付けられたら紹介する予定

ヤフオクでS2000のパーツを探すときは カテゴリー「自動車、オートバイ > パーツ」にキーワード「S2000 -ti2000」で検索している
さらに「新着・中古」の条件を付けることもある

ほとんど毎日検索してながめているので 新着だけをチェックしていても情報としては充分だったりする

例えば上記のモデューロスポイラーなどは 普通に出品されていると入札具合によっては3万円を超えるぐらいになってしまうが 今回は出品されたばかりのを発見し しかも即決だったので14,000円+税+送料という理想的な価格で落札することができた
商品説明に「純正」とか「モデューロ」とかの表記が無かったので不安だったが 届いてみるとちゃんとHONDAの刻印があり 間違いなくモデューロのスポイラーだった

モデューロスポイラーのように絶版となっていて入手が困難なものは運も必要なようだ

それからヤフオクの車用パーツの場合 解体屋さんらしき業者が数多く出品しているが 開始価格が高すぎることが良くある
物によっては新品単価よりも高いなんてことも……
6千円ちょっとで新品が買えるTypeS用シフトノブが15,000円前後の開始価格だったなんてこともあった(当然売れない)

S2000の場合はAP1-100〜120の内外装パーツをAP1-130以降のものに取り換えるという需要が高いせいで 後期型で程度の良い物が出品されると値段がつり上がることが良くある
気になるパーツが出品されているとウォッチリストに入れて観察しているが 新品価格の8~9割程度ぐらいまで上がってしまったりしているのを見ると オークションの競争心理は怖いなと思ってしまう

それと 同じパーツでもS2000用だと高くても即売れするのに 他の車種用として出品されると安くても売れないなんてこともある
また無限やASMなどの有名どころのパーツはときどき異常な盛り上がりをすることもあったりする

中古パーツの場合 取り付け完了までにたいした手間も費用もかからないものならある程度高くても許容できるが 塗装が必要だったり 取り付けのために車体側の加工が必要だったりする場合は 新品との価格差をよく考えた方がいいと思った

ただ 純正パーツの新品価格は ディーラーなり整備工場で見積もりを出してもらわないと分からないというのがちょっと問題
ネットでだいたいの値段が書かれていることもあるが S2000の部品は何度か値上がりしているので 現時点で思っていたより高いということもある

例えば部品の後期化で人気のあるヘッドライトの変更だが ヘッドライトユニットもけっこう高いうえにバラストユニットやイグナイタ−なども取り換える必要があるので 以前見積もってもらった時には総額で24万円ほどになってしまった
見栄での投資としては勇気のいる金額だ

また 外装部品では後期型パンパ−も人気のあるパーツだが 色がそのまま使えるものなら良いが 塗装を含むと新品とたいして変わらなかったりする
それにバンパーなどの外装部品は補修が必要だったりすると新品より高くなる可能性もある

バンパーやスポイラーなどエアロパーツについては社外品も出品されているが 補修や再塗装も必要のない状態で取り付けがしっかり行われたものは大丈夫だと思うが 未使用新品となっているものは チリが合わなくてという理由で出品されたことも考えられる
外装品をチリ合わせから補修・塗装までやると部品代はどうでも良くなるぐらいの金額になるので 衝動的に入札すると泣きを見るかもしれない

まあそんなわけで ヤフオクでの調達はほどほどにしておきたいところだが S2000の新品パーツはどんどん値上がりするか廃番になっている状態
これからもヤフオクから調達しないといけないケースはあるだろうが 部品の知識を付けて賢く利用したいと思う

けっこう自慢の後ろ姿

車の外観で個人的にこだわっているのがテールランプだ
昔から車の後ろ姿はその性能というか性格を表していると思っていたのだが 残念ながら前期S2000のテールランプはシンプルすぎる……というか けっこうショボい

そこで私は少々高めのお金をかけて専門業者のLEDテールランプに取り換えた
S2000リアビュー

実はつい最近まで他人にこの車を運転してもらうことがなく 各ランプが点灯している状態を見たことが無かったのだが 先日のタイヤ交換でやっとブレーキランプやバックランプ ウィンカーが点灯している状態を見ることができた

その状態は思った通りにカッコいい

個人的に好きなテールランプはR32スカイラインクーペのものだが このLEDテールはそれを新しくしたようなイメージなのがとても気に入っている

実を言うとこのS2000につけてきた社外品は価格などの諸事情で妥協したものが多いのだが このテールランプは希望通りのものを選んで取り換えたので本当に気に入っているのだ

自慢ばかりの投稿になってしまったが たまにはこういう投稿もあって良いんじゃないかな

役に立たないタイヤレビュー

先日からS2000のタイヤを17インチから16インチに取り換えたということを何度か書いてきた
詳しい事情は何度も書いたので繰り返すのは止めておくが 土日で近場を走り回っているうちに 取り換えたばかりの時とはだいぶタイヤに印象が変わってきたのでメモ的に書いておきたい

ただタイヤだけを換えたとか タイヤが同じでホイールだけを17から16に換えたとかの条件ではないので情報としては正確じゃないし誰の参考にもならないと思う

思い込みに影響されているかもしれないし 自分でもなんか理屈と違うなと思える部分もあるので ただの戯れ言として読んでもらえばいいかもしれない

繰り返しになるが今回の変更内容は

変更前
F225/45R17 グッドイヤー RS SPORT S-SPEC
R245/40R17 グッドイヤー RS SPORT S-SPEC
変更後
F205/55R16 ヨコハマ アドバンスポーツ V105
F225/50R16 ヨコハマ アドバンスポーツ V105

取り換えた当日はほとんど変化を感じなかったので タイヤの銘柄変更もインチダウンもたいした影響は無いんだなと思っていた

ところが金土日と3日間ほど近場を走り回ってみると 新しいタイヤの皮むきが完了したのか 操作性の違いを感じるようになった

まず乗り心地が硬くなった

取り換える前のRSスポーツはサーキットも視野に入っているハイグリップタイヤで 新しいアドバンスポーツV105はプレミアムクラスのスポーツタイヤだから 乗り心地はV105の方が良さそうなものだが 実際にはけっこう硬さを感じる
17インチから16インチへのダウンだから突き上げも穏やかになりそうなものだが けっこう路面からの突き上げを感じるようになった
RSスポーツはハイグリップタイヤとしては例外的に突き上げが穏やかというレビューもよく見かけるので 余計にそう感じたのかもしれない

それからハンドリングの特性がけっこう変わった

RSスポーツはハンドルの切り始めの反応が意外に穏やかで 路面からのインフォメーションも穏やかなタイヤなので操作に神経質さがない
誤解されないように書いておくと RSスポーツは決して緩い操作性ではなく どんな状況でも路面に吸い付いているような安定感があるので 峠道などは特にトラクションを意識しなくても安心して速いペースで走れてしまうような良いタイヤだ

それに対してV105は路面のうねりとかを拾いやすいし ハンドルの切り始めにクイックに反応する
最初の印象よりも神経質なタイヤかもしれないと感じた
アクセルのオンオフにもけっこう敏感に反応するので トラクションは意識していないとスムーズに走れないかもしれないと思う

ただこれはタイヤの銘柄変更のせいなのか ホイール変更によって実質のトレッド幅が狭くなった影響なのかはよく解ってない
どこかで読んだ情報で S2000の初期型サスペンションで標準の16インチから純正後期の17インチに換えただけで操作性の神経質さが緩和されたという話もあったので 今回感じた操作性の違いはタイヤよりもホイール変更の影響が大きいのかもしれないが 本当によく分からないのが実際のところ

まあ 考えてみれば好き好んで17インチから16インチの純正ホイールにするなんてケースはほとんど無いだろうから参考にする人もいないだろうけども

でも今回の変更で「操作性が神経質になった」ということを書いているが 実際には運転を楽しめるスピード域が下に20km/hほど下がった感じなので 街中を普通に走っているだけでもなかなか楽しい
問題は中長距離でのドライブがどうなるかだが それはまた後日試してからにしてみよう

夕暮れ時の渋滞で思ったこと

昨日は行きつけのホームセンターで週末に使いたい道具を買いたかったので 仕事が終わるとすぐに車で向かった
時刻は18時前後
夕暮れ時でスモールランプを点けるかどうか迷うような天候だった

道路は帰宅ラッシュで渋滞していて すぐにどの車もスモールランプを点け始めるぐらいに薄暗くなったが その渋滞で連なる車を眺めているとドイツ車を始めとする今どきの車に装備されている明るいLEDのポジションランプと ちょっと古い車のスモールランプでは他の車や歩行者からの見え方がだいぶ違うなあ……と思わされた

ヘッドランプを点灯するぐらいまで暗くなるとそれほど差がなくなるが 夕暮れ時に旧来のスモールランプは本当に見えづらいと感じたのだ

しかし古めの車はLEDポジションランプに換えることは難しいし さらに古い車だとランプ自体が暗いので 車列の中だと影のように見えてしまう

そこでふと考えた

人気車種の場合だと車外品でLEDポジションランプやイカリングを仕込んだものが発売されているから工夫次第で変更も可能だが ごく普通の車種の場合はそういうのは望めない

これってメーカーが用意できたりしないだろうかと思ったのだ

古い車を現在の排ガス規制や安全基準に合わせるのはかなり難しいだろうが 純正の今どきランプを用意して正規ディーラーで交換できるようなサービスぐらいはやってもいいんじゃないかと思う
車メーカーとしては新車を売らないと商売にならないのかもしれないが 古い車を大事に乗っている人を増税までして排除するような方針はやりすぎだと思う

そろそろ車に限らず家電メーカーなんかも 修理やメンテナンスを効率の悪いサービスのままにしておかないで 充分に儲かるような体制にしても良い頃合いじゃないかなと思う

一般的に「修理するより買い直した方が安い」という認識は拡がっているが つい20年ぐらい前まではテレビとかでも直し直し使い続けていたわけで

メーカーだってひたすら丁寧に製品を作っていた頃の方が 薄利多売とかの根拠の薄いことを言ってる今よりよっぽど健全な物作りをしていたんじゃないだろうか

なんてこんな場末のブログでほざいていても仕方ないとは思うけども……

あー 純正のLEDポジションランプのついたS2000用ランプを出してくれないかなあ

タイヤ交換からの……

先日 借りた駐車場のサイズに合わせてタイヤを取り換えたのだが 夏タイヤは大丈夫になったが今度はスタッドレスの場合に幅が大丈夫か心配になってきた

ちなみに夏タイヤの変更は以下の通り
変更前
F225/45R17 7.5J +50
R245/40R17 8.5J +50
変更後
F205/55R16 6.5J +55
R225/50R16 7.5J +65

これでだいたいタイヤ幅が54mmほど狭まって駐車場に収まっているが 隙間はほとんど無い

そして現在持ってるスタッドレスは
F215/45R17 7.0J +55
F225/45R17 8.5J +65
(後期純正ホイール)

リアホイールの幅が1インチ増えるがタイヤの幅は同じ
タイヤのトレッド位置からのサイズは同じなので収まりそうだが ホイールが片側で12.7mm出っ張るので両側で25.4mm増えるのが不安の種

ただ ふと考えてみると今はネガティブキャンバーが2度ついているので 1度タイヤを立てると片側約9mm狭めることができる
でも そのために後輪の限界点を下げるのはどうなのだろうか……

それにしても今回の駐車場の件がなければ 後輪を 17インチで 9J +63にして255/40R17のタイヤにして リアのキャンバーを2.5度にするつもりだったのだが ずいぶんと方針が変わってしまった
好みの操作性を維持してキャンバーをどこまで立てられるか実験してもいいのだが 料金もバカにならないし 当面はこのままで冬が近づいてから真剣に考えてみるとしよう