AP1の定番チューン:エンジン編

この1年ちょっとで調べた前期型S2000(AP1)についての定番チューンについてメモしておこう

ちなみにサーキット走行については門外漢なので あくまでストリート前提での話になる
行きつけのショップなどではサーキットの走行会に誘われたりもするのだが サーキット走行にハマってしまうと破産しそうなぐらいにつぎ込んでしまいそうなのでなるべく近寄らないようにしているのだ

というわけでまずはエンジン周りから

S2000の前期型はF20CというS2000専用に用意された2リッターエンジンで カタログ上のパワーは250ps
許容回転数は8900rpm

しかし実際には状態の良いものでも220psも出ていれば良い方らしい
オーバーホールをきっちり行ってECUを現車合わせして230psぐらい
普通の整備状態だと200psを上回っていれば上々だろう

カム駆動はタイミングベルトじゃなくチェーンなので寿命は長いし オイル類に気をつけていればけっこう丈夫なエンジンだと思って良いようだ

オイルについては100%化学合成のMOTUL 300V 5w-30 あたりが定番だが オイル減りがけっこうあるのでその場合は 10w-40の硬めにするのが良いと思う

エンジン本体はまずバルブクリアランスの調整をやるのが良い
私の場合は調整後に音が静かになったし 高回転域のパワーのノリが良くなった
それ以上にこだわるとしたらオーバーホールをきっちりやるしかない

吸気でのチューンはエンジンに近いところではビッグスロットルへの変更がなかなか楽しいし チューン費用が安めなのでお勧めだ
エアクリーナー周りでの定番は無限のインテークシステムだろう
またはJ’sレーシングのツチノコインテークも人気がある
エアクリーナーはノーマルでも性能的に充分だと思うが 夏場になるとやりたくなるのがラジエーターを追い越して吸気できるダクトの設置
これはSPOONとJ’sレーシングからカーボンのものが出ている

S2000の場合 エンジン水温と吸気温度によってリタードがかかり エンジン出力が下がってしまう
水温の場合は走れば下がるのであまり問題ないのだが 吸気温度は走ってもなかなか下がらない
前述のインテークシステムとかダクトを付けると吸気温度を低く保てるようになる

水温は走れば下がるとは言ったが S2000のラジエーターはエンジンに対して能力が高いとは言えないので リフレッシュも兼ねてアルミラジエーターに交換するのも定番チューン
しかし サーモスタットをローテンプのものに取り換えるのはストリート仕様ではやりすぎ……というかトラブルの元だと思う

排気に関しては 性能向上目的ならばエキゾーストマニホールド(以下エキマニ)から交換するのが良いと言われるが ノーマルのエキマニも性能的に悪くないのでマフラーから交換する方が楽しいと思う
ちなみに音が比較的静かと言われるマフラーでも エキマニと触媒までスポーツタイプに変更すると車検対応じゃなくなるほどの音量になってしまう場合があるので注意
AP1の触媒は効率が良いらしいので 基本ノーマルで充分だと思う

最後にECUのチューンだが 基本的にはハイカムへの切り替え回転数の調整と燃調が中心だろう
ノーマルのハイカム切替回転数は5900rpmだが ハイカムに切り替わる直前でいったんパワーの落ち込みがあるという演出がされているせいで 峠を飛ばし気味に走っているときなどはちょっと神経を遣う
チューンドECUの場合はその切り替え演出がなくなり 気がついたらハイカムに切り替わってる感じに変わるので 扱いやすさは格段に上がる

また ノーマルのECUだと1500rpm前後でちょっとトルクの落ち込みというかぐずつくポイントがあり 発進時にそこにハマるともたついたりすることがある
それがチューンドECUでは解消されているので発進も楽になる

ただし ECU変更は吸気や排気がノーマルだと「なんとなくパワーが上がったかな?気のせいかな?」程度の変化なので 吸排気系をまったくいじるつもりがないならECUはノーマルのままで良いと思う

それから回転のレスポンスに影響するものとして フライホイールの軽量化も定番
フライホイールだけの交換は工賃がもったいないので クラッチ交換のついでにやるのが良いと思う
しかしフライホイールの軽量化は車庫入れ時とかの「いつの間にかエンスト」は起こりやすくなるので注意

エンジン周りの定番としてはこんなところだろうか

基本的にはエンジンオイルと冷却水に気をつけていればそう簡単には壊れないので まずは普段のメンテが大事だろう
その上でちょっとずつチューンアップして変化を楽しむのが良いと思う

空力に悩む

先日S2000の幌を交換して リフレッシュはだいたい完了した

あとは気になっている空力のバランスをなんとかしたいところ

空力については前後のストレーキを付けた段階で高速巡航中の音が静かになって GTウィングを付けて直進安定性がだいぶ良くなった

しかし後ろだけダウンフォースが強くなったせいか スピードによってはフロントが浮き気味に感じることがある

現在はフロントバンパーが全くのノーマル
フロントバンパー
できればさりげなくリップスポイラーでも付けたいのだが この前期型に用意されている純正(モデューロ)のリップスポイラーは廃番になっているので入手は困難になってしまった

社外品のリップスポイラーやバンパーはいろいろなのが発売されているのだが 純正品がPP(ポリプロピレン)製なのに比べて社外品はFRPやカーボンなので不注意で割ってしまう不安がある

それとは別に後期型に用意されたタイプSのフロントバンパーは空力的にかなり評判が良く サーキット走行する人達の間では最も確実な空力パーツとされているらしいなんてことを聞くとバンパーごとタイプSにしてしまうのも手かなと思うのだが……

タイプSのフロントバンパーはどうもデザインが好みじゃない
タイプS フロント
※ホンダ公式サイトより転載

この写真のような色だとか暗めの色なら良い感じだと思うのだが 白だとやっぱり出っ歯な雰囲気になるな……と

割れる心配だとか衝突時の歩行者の保護とかを考えると純正品の柔軟性は魅力だし 空力もS2000用としては安心確実な性能と考えるとタイプS用に交換するのが良さそうなのだが 問題はやっぱりデザイン

GTウィングを付けてから横風にあおられることも減ったし 走行中の風切り音も静かになったことを考えると フロントも近いうちになんとかしたいところだが すっかり悩んでしまった

まあ 幌を取り換えたばかりで予算も用意できないので しばらくは悩み続けておこう

踏み間違えの原因は?

最近……でもなくだいぶ前からアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故が話題になってる
報道されるにはそれなりの被害が出たものなので 報道されていない軽度のものも含めたら相当数発生しているらしい

しかしこれほど社会問題っぽく報道されているわりには「アクセルとブレーキを踏み間違えたことによる事故」と言われるだけで なんで踏み間違えたのかという原因追及はされてないように感じる

人間は間違いを犯すものだから……なんてことじゃ片付けられない数の被害が出てるわけなので それなりの規模で原因追及するべきだと思うのだが テレビやネットでも「こうすれば間違いを防げる」と言った話題を見たことがない
踏み間違いの現象ばかりで予防方法とか注意喚起とかがないと なんだか自動ブレーキの宣伝のために事故報道されてるのか?などと勘ぐったりもしてしまう

原因を無くすことが不可能に近いぐらい難しいのだったら 踏み間違えてしまっても最終的には車を止めてくれる自動ブレーキを装備したものは安心かもしれないが その前にいろんな状況から原因を追及する必要はあると思うのだ
対症療法よりまず予防という感じとでも言おうか

と長い前振りはこのくらいにして

個人的に踏み間違えの原因かもしれないことを考えてみたので書いてみる

私の場合はAT車にほとんど縁が無くMTばかりなので的外れな意見になるかもしれないが あながち大外れでもないような気がするのでとりあえず書いてみよう

まずMTだと踏み間違えはまず起こらないということから推察してみると 問題はドライビングポジションじゃないかと思った

MTの場合はまず最初にクラッチが楽に踏めるかどうかを確認する必要があるので 特に意識しなくても丁度良いポジションに座る
そしてクラッチに合わせて左脚が固定されるので アクセルとブレーキの位置は意識しなくても正しく踏めることになる

ところがATの場合 アクセルとブレーキにぎりぎりでも届けば車は動かせるので シートに斜めに座って ハンドルからけっこう遠いポジションを取っているのをよく見かける
そんな状態だと身体がちょっと左右に振れただけでアクセルとブレーキの位置は曖昧なものになってしまいそうな気がするのだがどうだろう

そしてドライビングポジションよりも原因として多そうなのが運転に適さない靴のせいじゃなかと

かかとが高めの底が硬い靴だとアクセルとブレーキの踏み応えが分かりづらくなるように思うし ジョギングシューズのように底がワッフル型になっているものも足裏にペダルの感触は伝わりにくい
さらに底が靴本体よりも大きいタイプのものはブレーキを踏んだときにアクセルが引っかかって危険とも言われている

例えば私の昔話だが 工作機械のサービスマン的な仕事をしていたとき 作業では安全靴を履いていても 運転するときは運転用の底の薄い靴に履き替えていた
安全靴では足裏でペダルの感覚が分かりにくいというのがあり また底も厚くて幅広だったので ペダルを踏むのに邪魔くさかったというのもある

この足裏感覚というのは運転には重要な要素なのに あまり語られることもなく意識してない人も多いかもしれないが 試しにデッキシューズのような底の薄い靴で運転してみて欲しいと思う
普段が革靴で硬い底のものだったりサンダルだったりしたら 底の薄い靴にした場合に足裏から伝わってくる感触でペダルの違いがはっきり分かると思うのだ

と ここまであげた原因は「ドライビングポジション」と「靴」

しかしこれはあくまで私の勝手な想像にすぎない

できればしかるべき機関が調査委員会みたいなのを作って いろんなデータを集めて統計を取ってみてほしいものだと思う
事故が起きた場合の警察が記録する情報は残っているだろうが それだけでは何が本当の原因なのかなかなか見えてこないと思うのだ
年齢・性別などは簡単に調べられるだろうが 踏み間違えを起こしたときの細かい状況やドライビングポジションや靴
発進するときの手順なども調べる必要があるだろう(ニュートラルにしているかどうか……とか)

そうして原因が見えてきた上で注意喚起していけば 自動ブレーキに頼らなくても事故は減らしていけると思うのだ

これはスピード違反やちょっと前に話題にしたハイビームの取り締まりなんかよりもずっと重要だと思う

幌交換の備忘録

先日交換したS2000のソフトトップ一式の交換手順について 反省も含めて手順を書いておく
作業を始める前は逐一写真を撮るつもりでいたのだが いざ始めてしまうとやることが多すぎて余裕がなく 気がつくと一枚も撮ってなかった
そんな状態なので 本当にメモ的な手順だけになってしまう

  1. 左右シートの取り外し
    まず幌を明けてシートを助手席から取り外す
    実際には運転席側のシートがいちばん後ろ側まで動かすことが出来なくてボルトを外す位置まで動かせなかった都合で運転席は残したまま作業を進めることになってしまった
    これが後々の困難につながってしまったので シートは絶対に外すべきだと思う
  2. シート後ろのパネルとスカッフプレート(ドア下のS2000と書かれているプレート)を外す
  3. トランクの内装を外す
  4. 幌を閉めてからリアトレイ後ろ上部のカバーを外す(プッシュクリップ3個)
  5. リアトレイを外し(プッシュクリップ4個)トランクから取り出す
  6. 次にセンターコンソールを外すのだが 幌の開閉スイッチのコネクタを外してしまうと開閉ができないので 配線は外さずにずらせる状態だけにしておく
  7. リアコンソールを外す
    センターコンソール側にビス2本 トランク側から見える位置にビス3本 ロールバー側に左右それぞれビス1本
    蓋のある部分と箱部分は分割式 蓋のある部分を外すときにコツが必要(今回は接合部を一部破損してしまった)
    箱部分はビス2本で外せる
  8. ロールバーをカバーを付けたまま取り外す(M12ボルト各8本)
  9. リアトレイの左右を外す
  10. 幌のモーターカバーを外す
  11. モーターボルトを外す
  12. 幌のレインレールを固定している金具を外す(左右・中央3分割)
  13. レインレールをボディからはがす
  14. 幌一式の取り外し
  15. 取り外し後の掃除
  16. 幌一式の取り付け

後はここまでの手順を逆に行えば完了なのだが こうやって一覧にすると簡単そうに見えても実際にはかなり大変な作業だ

そして今回の反省点

  • クリップ・プッシュクリップを用意していなかったこと
    内装の取り付けにはかなりの数のクリップ・プッシュクリップが使われているが クリップを壊さないように外すのが意外に難しい
    また 上手く外せても変形してしていることも多かったのでクリップ類は全部新品に替えたくなる
    今回は年末年始でディーラーが休みだし 用意する時間的余裕もあまりなかったので手配できなかったが 近いうちに全交換したいところ
  • 事前の調査が甘かった
    内装の取り外し方法はかなり調べておいたつもりだったが 実際に作業を始めると外し方が分からずに躓くことが多かった
    構造さえ分かってしまえば難しいところはない(手間はかかるが)ので内装のサービスマニュアルがあったらもっと楽だったろうと思う
  • 運転席のシートを残したのは大失敗だった
    手順のところでも書いたが 運転席のスライドが完全に動かないせいで取り付けボルトに工具が届かず 結果的に運転席のシートは残したまま作業することになってしまった
    これが何をするにもスペースが取れなくて 無理な体勢で作業をすることになって必要以上に疲れてしまった
    作業自体が不可能ではないが 楽な体勢でできるかできないかはこれだけの作業時間(約3日かかった)では重要だと思った
    運転席のシートが取り外せないというのは問題があるので 近いうちにはなんとかしたいところだ

ちなみにガラススクリーンの熱線は配線していない
ビニールスクリーンの幌からガラススクリーンの幌に取り換えた場合に熱線を活かすスイッチや配線のキットは売っているのだが センターコンソールに取り付ける方法がなんとなく好みでないので メーターパネル近くにスイッチを付けて配線する方法か センターコンソールそのものを後期型に換えるかの方法を取りたいと思って保留にしているのだ

このメモは画像がないので誰の参考にもならないと思うが 記憶が鮮明なうちに大まかな手順を残しておきたかった

まあ……もうやりたくはないが

幌の交換

2017年もうかうかしている内に4日になった

何をうかうかしていたかと言えば 年末年始の休暇は実家でS2000の幌(ソフトトップ)の交換作業をしており 他のことを考える余裕が全然なかったのだ

事の起こりは11月の下旬

実家に用事があって短期の帰省をしたときに 寒いのにもかかわらず 不用意に幌を開けたら「バキッ!」という派手な音を出しながらリアのスクリーンが割れてしまった
割れたのはスクリーンに付いてしまっていた折りクセの部分だけだったので 透明なテープを貼って補修したのだが なんだかすごくボロいクルマという印象が強くなってしまった

こうなると先延ばしにしてきた幌交換をそろそろやった方がいいのかと考えたが 出せる予算は頑張って10万ほど

30万ぐらい出せるのならば 純正で用意されているビニールスクリーンの幌からガラススクリーンの幌へのコンバージョンキット(正式名はレトロフィットキット)を利用して 慣れたショップで交換してもらうのが最良だと思うのだが 今回はそこまでの予算が用意できなかった

ビニールスクリーンのタイプに対応した社外のガラス幌を購入して自分で張り替えれば安く済むかと考えたが 気温が低いと幌の布が硬くて慣れていないと上手くいかないらしい

また S2000の幌はビニールスクリーンのタイプ(AP1-100・110)とガラススクリーンのタイプ(AP1-120以降)では幌骨の形が違うらしいということも考えると 後々また張り替える時期が来たときに リアガラスタイプでも純正と社外品を選べる後期型の骨組みにしておきたい

そんな半端に悩んだ気持ちでヤフオクの出品を見ていたところ 新車時にハードトップにするためすぐに取り外して 倉庫で保管していたという幌の出品を見つけた
もちろん純正後期のガラススクリーンタイプだ

開始価格が相場よりも高めだったのでためらったのだが 幌が取り付いた状態なので寒くても作業に支障はなさそうだし モーターも付いているので単純な付け替えで行けそうだと考え入札した
結果として競合相手もなく出品価格で落札できたので 実家に直送してもらい今回の作業となった

取り外しの手順は予めネットで調べていたのだが いざ作業を開始すると細かいところで部品の取り外し方法が分からずに躓いてしまう
結局幌一式を取り外せるところまでたどり着くのに丸一日かかってしまった

そして幌一式の入れ替えに半日 内装を戻すのに一日+αで 合計丸3日の工程でなんとか交換は完了した

今回の購入した幌は 出品者の謳い文句に間違いはなく 本当に使用された形跡がほとんどないほど立派な物で 窓ガラスとの接触面になるウェザーストリップなどは新品に見えるほど

すべての取り付けが終わってから洗車してみた結果がこの状態
ソフトトップ(後)
新品を付けたと言っても納得してもらえるだろう

前方からはこう
ソフトトップ(前)
ウィングがカーボン柄の黒なので青い幌だと違和感があるかと思ったが 意外に似合っているので安心した
ボディが白な利点だろうか

そして横からの全景はこう
ソフトトップ(横)
……もうちょっと撮影場所を選べばよかった

ちなみにタイヤは純正後期ホイールにミシュランX-ICE3 前:215/45R17 後:225/45R17
スタッドレス特有のぐにゃぐにゃ感もなく 首都圏住みでたまに雪のある地方に遊びに行くという用途ならお勧めのタイヤだ

今回の幌交換作業で思ったこと(というよりも内装絡みの作業では毎回)だが ホンダの内装設計をやってる人は もうちょっと整備時の作業性を考慮してほしいものだと感じさせられた

特にシートの後ろにあるロールバーを外すためにはリアトレイを先に外さなくてはならないが そのロールバーが邪魔でリアトレイを外すスペースがかなりキツい
百歩譲って外すのはなんとかなっても 今度はリアトレイを取り付ける前にロールバーを装着していなくてはならないので作業姿勢が苦しくなってしまう
ロールバーさえ無ければ一人でも楽にできそうな作業が二人がかりでも難しいものになってしまっている

ホンダ車を整備するときはエンジンや足回りは楽しいが 内装は拷問だと言われるのを聞いたことがあるが それが実感としてよく分かってしまったということだ

それでも作業が大変だったおかげで 完成時にはこのクルマを買ってから最大級の達成感を得られた
……さすがにもうやりたくないが

幌の未使用期間が長かったせいか 幌布が硬くて開けた場合も畳みきれない感じだし 閉めた場合もストライカーまでギリギリ届くところまでしか動かない
ウェザーストリップも窓ガラスに馴染んでないので洗車機では水が染みてくるとか 使い勝手が良くなるまでには一夏ぐらいの期間が必要な感じだが とりあえずこれで心配事が無くなったのは大きい

秋頃にはスッと開けてドライブを楽しめるようになるだろう