ミシュラン X-ICE3

このブログに書きたいことはいろいろあったのだが 難しく考えすぎて面倒になって1月も終わりになってしまった

2015-2016年の年末年始は実家に車で帰省した
S2000にスタッドレスをはかせて雪への備えは万全……だったのだが 実際には雪がほとんど降らずに済んだので 雪道ドライブの経験を積むところまではいかなかった

今回S2000に装着したスタッドレスは ミシュランのX-ICE3
サイズはフロントが 215/45R17 リアが225/45R17
ホイールは後期型用の純正でフロントが7J-17 リアが8J-17(うろ覚え)

フロントはジャストサイズだが リアは本来245/40R17なので けっこう幅を引っ張った感のある見た目になった

数あるスタッドレスタイヤの中からミシュランを選んだのは 氷上性能はそこそこだが路面がドライやウェットなら普通のコンフォートタイヤ並みに快適だと聞いたからだ
FRで雪道を走ることを考えるとブリヂストンのブリザックやヨコハマのアイスガードを選ぶべきなのかなと思ったが 都内在住で冬場に2〜3回程度の帰省でしか雪道を走る機会はなさそうと考えると タイヤの寿命の99%はドライか普通のウェット路面だろうと思ったのでミシュランがベストと思えたのだった

装着したのは12月20日で 実家の岩手に向かう前に150kmほど走って所謂「皮むき」を行ったのだが 帰省の当日に東北道に入ったらなんだか接地感が乏しくてフラフラする
装着したばかりのときは新品タイヤ特有の接地感のなさはあったが剛性感は充分で首都高も怖くなかった
100km程度走ったあたりから接地感も良くなってきたので 東北道の走り出しはちょっと意外だった

ところが宮城県に入ったあたりから路面にピターッと吸い付くような走りに変わり まるでスポーツ寄りのノーマルタイヤで走っているような安定感が出てきた

東北道は雪がちらついている程度で路面にはまったく雪が無かったが 東北道を下りたら道路は真っ白
後から聞いたらその日は昼間から吹雪でいきなり積もったということだった

だが 降り始めの雪なのでミシュランでもまったく不安がないほど普通に走ることができた
帰省期間中に自宅から近い場所をいろいろ走ってみたが 凍結路でABSが作動したぐらいで だいたい問題なく走れた

S2000は純正のトルセンLSDが入っているので 多少路面状況が悪くても発進は楽だと思ったのだが 片方のタイヤが乾燥路でもう片側が凍結路に乗ってしまったケースではなかなか前に進まないというのを経験した

これはタイヤのせいというよりLSDの効きがイマイチという感触だったので 実家から戻ってきてからデフオイルを固いものに変えてみることにした
本当はLSDを社外のものに取り替えたいところだが 予算もないしS2000のトルセンLSDはけっこう良いという意見もみかけたのでまずはデフオイルでLSDの効きを良くしてみようと思ったのだ

選んだオイルはオメガ690のシングルグレード#140というもの

最初は違いが分からなかったが 首都高を走り回っても直進もコーナーも不安定感が無くなったと思う
いずれは機械式LSDも検討しようと思っていたが 私の使い方ならこのデフオイルを早めに交換することで大丈夫そうな気がする

ちなみにスタッドレスのX-ICE3は首都高あたりでもスタッドレス特有のグンニャリ感もなく普通に走れる
音も静かで心地よい
春になったら夏タイヤに取り替えるのは当然なのだが このまま4月上旬ぐらいまではミシュランでいいかもと思えてくるほどだ

ミシュランのX-ICEでサイズもけっこう大きめなので スタッドレスとして高額な部類になってしまうが 思い切って買って良かったと思う

本格的な雪道は走っていないが3月にも実家に帰省する予定があるのでそのときは多少なりとも雪道を楽しめるかもしれない

S2000のその後

ここのところS2000についての話題ばかり投稿してしまっている
他にも書きたい話題があるのだが 今は頭の中がすっかりS2000のことばかりになってしまっているのでご容赦願いたい

さてそのS2000の現状

クラッチ周りの交換

クラッチ周りの交換はめちゃくちゃ効果があった
とにかくクラッチが軽くなったので車の操作が楽になったし 渋滞にハマっても疲労感がない
交換前の状態を説明してもらったが 実はクラッチ板自体は溝がけっこう残っていて使用限界ではなかった
その代わり フライホイールがズタズタでレリーズフォークやベアリングとガイドが使用限界
そしてクラッチレバーの踏力をクラッチに伝えるシリンダー(プライマリーとセカンダリー)も使用限界だった
クラッチ板は一度交換されていたようだが それ以外の部品をそのまま使ったために感触が悪くなっていたということだったようだ

クラッチオーバーホールに使った部品

  • クラッチ板&クラッチカバー(純正)
  • フライホイール(軽量:Spoon製)
  • レリーズフォーク・レリーズベアリング・ベアリングガイド(純正)
  • クラッチシリンダー(プライマリー・セカンダリー:純正)
  • クラッチホース(強化品:Spoon製)
  • クラッチフルード

ノーマルから変更したライトチューンと言えるのは軽量フライホイールだが これによってギアチェンジの回転合わせが楽になった
回転数低めでクラッチミートしようとするとエンストする可能性があるということだが それ以前に軽く吹け上がるので坂道発進などはむしろ楽になったと思う
クラッチの交換のついでに軽量フライホイールに変更するというのは正攻法で大正解だと思った

それ以外に新品交換した部品

  • エンジン&ミッションマウント(Spoon製)
  • ウォーターポンプ(純正)
  • プーリーベルト(純正)
  • ラジエーターリザーブ(純正)
  • インテークパイプ(純正)
  • クーラント

エンジンマウントとミッションマウントの変更は正直なところ体感できてないが 車内に聞こえてくるエンジン音が変わったかもしれない
インテークパイプは亀裂が入っていたので交換
エンジン音が変わったのはこのせいかもしれない

ラジエーターのリザーブタンクは整備中に通りかかったSpoon社長の「汚れてるね 取り替えてあげなよ」の鶴の一声で無償交換してもらった
大感謝である

今回交換した油脂類

  • エンジンオイル(MOTUL 300V 10-40W)
  • ミッションオイル(MOTUL TYPE-II)
  • デフオイル(純正)

エンジンオイルは購入した9月の納車時にエレメントも含めて交換してもらってはいるが オイルの銘柄が不明なこともあって今回も交換してもらった
S2000では定番のMOTUL 300Vなので当面は安心して回せるだろう
ミッションオイルとデフオイルは過去に交換しているかどうかが判らないので今回交換してもらった
特に変化は感じないが安心感はある(これ大事)

この整備のときにクラッチ交換はサブフレームを途中まで下ろして作業するということなので ついでにリジカラも付けてもらった
だが 実はあまり効果が判らない

私の場合は新車状態のS2000を知らないので 改善しても変化が判り難いというのはあると思う
それにまだ大きな横Gをかけるような走りをしていないというのあると思う

何にせよ ここまでの整備でようやく実用的な走りができるようになった

この作業を頼んでいる間にいろいろ検討して 足回りのダンパー&スプリングを別な店で付けてもらうことにした

取り替えたダンパー&スプリング

  • オーリンズ/ES-URAWA ROAD&TRACK KIT
  • スウィフトスプリング F12Kg R10Kg

これはOHLINSのDFV ROAD&TRACKにスウィフトスプリングを組み合わせたもの
スプリングはハイパコも試してみたかったが納期が不明ということで見送った
減衰力はとりあえず20段階中5段(15段戻し)で使用

取り付けた当日に走りだしたときはゴツゴツとした突き上げ感があったので サスペンションブッシュも交換しないとダメか?と思ったのだが 100Km程度走るうちにちょうど良い感じになってきた
路面の突き上げはバネレートからは想像できないぐらいソフトだが 横Gがかかってもグッと粘ってくれるので安心感がある
まだハードな走行をしていないのでちゃんとした評価はこれからだが 何よりも普通に走っていて気持ちがいい

実はクラッチを交換してもらった店でも足回りの相談をしたのだが 最善の方法を提案してもらった結果が予算を大幅にオーバーしてしまったので見送ったのだ

オーリンズ足にしてから足回りの挙動はすごく安定するようになったが まだ道路のキャップやうねりを拾ってちょっと嫌な動きをするときがある
サスペンションブッシュがヘタっているせいだと思うが これを改善するのにはまた大掛かりな整備が必要になってしまうという

サスペンションブッシュ類の交換については 今でもちょっと悩んでいる

ブッシュの打ち替えだけでもやってもらえるのだが 古くなってくたびれてるサスペンションアームに強化ブッシュ(純正ブッシュだけというのは存在しない)を付けるよりも アームごと新品にした方が良いという意見があり その内容は納得できる
また 初期型S2000のウィークポイントでもあるサブフレームを後期型に入れ替えるというのもやってみたい

オーリンズ足を入れる前は本当にひどい状態だったので足回りの総入れ替えを早急になんとかしないとと思っていたが とりあえずは安定して走れるようになったので 時間をかけて検討したいと思っている
まあ予算的にも大きな作業なので簡単にはできないが……

この先にやっていきたい変更箇所

  • 幌のガラス化
  • シートをRECAROに

幌は今 最初のビニール窓のものが付いている
S2000に詳しい人達からは奇跡的に曇りが少ないと評価されているが 雨が降ったりすると後ろはほとんど見えなくなるし 寒いときに不用意に開けると割れたりもすると聞いている
社外ガラス幌なら比較的安く済むようだが やっぱり純正のキットを使って取り替えたいと思っている
これは約30万円

シートについてはS2000の標準シートがとにかく腰痛持ちにはキツいのでRECAROにするのがベストだと思う
候補としてはRS-Gというフルバケット
後部座席のある車ならリクライニングのあるものを選びたいところだが S2000は背もたれを倒すスペースすらないのでフルバケットの方がむしろ楽だと思うからだ

あとはゆくゆくエンジンもオーバーホールしたい
2.2リッター化とかも良いかもしれないが やっぱり2リッターで行きたい
トルクが増せば取り回しは楽になるかもしれないが 今でもそんなに不自由は感じてないので 改造登録が必要になる2.2リッターにまではしなくても……と思うからだ

マフラー等はたぶんいじらないと思う
ただエキゾーストパイプとキャタライザーはエンジンオーバーホールと同時に行うかもしれない

ここまでやっちゃうとS2000の新車当時の価格を超えるぐらいお金がかかるので 実現できるかどうかは判らない

現状ではなんとなくまだ自分の車という感覚が乏しいので ひたすら走り回って慣れていきたいところ
2万キロ程度も走れば本当に直さなければいけないところがハッキリしてくるだろうと思う

慣らしと慣れ

先日 S2000のダンパーとスプリングをOHLINS DFVとスイフトスプリングの組み合わせにしたと書いたが 付け替えたばかりのときは硬かった乗り味も 100kmぐらい走っているうちに各部が馴染んできたのか良い感じにしなやかになってきた
付け替え当時はサスペンションブッシュの交換を急がないとと思ったが これならとりあえずは問題無さそうだ

足回りに関しては いつかしっかりと予算を組んでサスペンションアームの全入れ替えと 初期型S2000では定番のリアサブフレームを後期型のものに入れ替えるのはやりたいと思っている
そのときはプロペラシャフトやドライブシャフト デフのオーバーホールまでやることができたら完璧

エンジンについては約1000kmの走行でオイルが1リッター消費されてしまう状態なので そろそろオーバーホールを考えたほうがいいらしいが コンプリートエンジンの入れ替えは100万以上かかってしまう
エンジン自体のレスポンスに不満はないので こまめにオイルを足していけばいいかなと思っている

それにしても運転を楽しむために買った車なのに いつの間にか新車並みの車に復活させるということに注力してしまっている
買ってからまだ2000km程度しか走ってないので まずはS2000という車に慣れるのが先決だとは思う
問題だったクラッチや足回りが改善されたので これからどんどん走り回って自分の車にしていきたい

車には慣らし運転が必要とよく言われるが 私の経験で明確に慣らしの効果を感じられたのは車ではなく初めて買ったバイクのRG250Γだった
新車で買ったので 回したい気持ちをぐっと我慢して2000kmほど6000回転までの制限で慣らし運転をした
慣らし運転をしっかりしたおかげか パワーバンドに入った時の加速は素晴らしくて本当に楽しいバイクだったが 慣らし運転そのものの効果を感じたのは友人が帰省してきたとき
友人が私とまったく同じRG250Γで岩手まで帰ってきたのだが よーいどんでスタートしたら私のバイクが車体1個分ぐらい先行できる
その後 詳しく聞いてみると慣らし運転は特にしなくて 買った時から全開で走っていたとのこと

2台のバイクを比べた場合にいちばんの違いは回転数の許容だった
私のバイクは約10,000回転までストレス無く回るが 友人のバイクは9,000回転で頭打ち
10,000回転まで回すことができても 9,000を超えてからはただ回ってるだけでパワー感は無いということだった
RG250Γの雑誌等の評価も似たようなものだったが 慣らしをしっかりするとここまで差ができるこに驚くと同時に やっぱり機械ものは慣らしが必要なんだなと実感したのだった

そして その機械を扱う人間側にも慣らし……というか慣れが必要だと思う

車の場合 特にS2000のように他の車とはかなり操作性が違う場合などは 操作する人間が慣れてくることによって走りが変わってくるだろう
私のように1週間に1~2度しか運転しないと 毎回違う車のように感じてしまうことも多い
車の慣らしというよりも私の慣らしが必要だなと感じている

そういえば 車とは全然関係ないが オーディオの世界ではよくエージングについて議論が行われる
新品の状態と何十時間も鳴らし続けた後では音が変わるというやつだ

私はオーディオ機器と言っても機械なので 特に動作部分のあるスピーカーやヘッドホンは可動部分に慣らしは必要だと思う
でも それと同時に人間側が慣れていくというのも大いにあると思っている

それを割とはっきり感じたのは ULTRASONE(ウルトラゾーン)のDJ1PROというヘッドホンを買ったとき
ULTRASONEのヘッドホンはS-LOGICという技術で音場が広めというものなのだが DJ1PROの音を初めて聴いたとは 何というか……タイル壁の風呂場でそこそこの音を出すラジカセを置き それを脱衣所で聴いてるような音……という感じだった
これはエージングをしていけば良くなると信じて 出かけている間も音を鳴らし続け毎日使い続けてみた
そうするとなかなか良い音になってきたので 合計で100時間ぐらい鳴らした後 いつも使っているAKG Q701に戻ってDJ1PROはとりあえず放っておいた

ある日 ちょっと元気の良い音を聞きたくなってDJ1PROを引っ張りだしてみると また風呂場の音に戻ってる

冷静になって考えると 単純に私の方がDJ1PROの鳴り方に慣れてしまっていただけだったらしい
期間を置くとやっぱりDJ1PROの鳴り方は好みでなかったということだ

何を言いたいかと言えば 機械を操作するとか楽しむとかいう場合に 人間の方の状態変化から感じてしまうことの方が変化が大きい場合があるので あんまり機械のせいにしないで自分の方をチューニングしていかないと……とS2000の運転を通じて思ったということだった

雪道

先日 S2000の足回りを新しくした
着けたのはOHLINS DFV ES-URAWA ROAD&TRACK KITというイーグルショップ浦和のオリジナルセットでOHLINS DFVにスイフトスプリングのF12k R10kを組み合わせたもの
バネレートが高めなわりに突き上げ感が少なく粘りもあるということなので選んでみたのだ

交換後に走ってみると すっかり抜けてしまっていたダンパーでのフワフワする嫌な感じは解消されて 加速時・減速時の不安感はすっかり無くなった
まだ大した距離は走ってないので本格的な感想はこれからになるけども 街なかを走ってるだけでもコントロールのしやすさは感じられるので付け替えて正解だったと思う

でも サスペンションのブッシュ類が固くなってしまってるのは間違いないようで 乗り心地が改善されたと言えるほどではない
やっぱり近いうちにブッシュ類を打ち直すか サスペンションアーム類を一新するか考えないといけないようだ
ゴツゴツした感触を我慢すればいいのだが ここまでいろいろ新しくしてくると徹底したくなってしまうというか……

まあそれでも この間のクラッチのオーバーホールと合わせて かなりコントロールしやすい車になってきたと思うので やっとS2000で走りを楽しむスタートラインに立てたといったところだろうか

そこでタイトルの件

私が車の免許を取るために教習所に通っていた頃は教習コースに雪が積もっている季節だった
もちろん充分に除雪をしてから教習が始まるのだが 日によってはコースに雪が残っていたり凍結していたりしたので雪道の運転に対してはなんとなくコツをつかんでいたと思う

そして約3年半ほど地元(岩手)で運転していたので雪道運転にはだいぶ慣れていた

その後しばらくブランクがあったが スキーを初めたのをきっかけに当時乗っていたAE86レビンにスタッドレスを履かせてスキー場通いをしていた
当時はスタッドレスタイヤが出始めの黎明期で 私が買ったのはブリヂストンのホロニックというタイヤ
ブリザックブランドが出る前のもので 今の水準から言ったら雪道にはそれほど強くないタイヤなのだろうが その頃はほとんど選択肢が無いような状態だったので迷わずに買った記憶がある

ホロニックを履かせたAE86で新雪の降る斑尾スキー場の駐車場にたどり着いたときには 駐車場のおっちゃんに「これで来たの?!」と驚かれたものだ

そして今年の年末にはS2000にスタッドレスを履かせて実家に帰省しようと計画している
運良くS2000の後期型中古ホイールが手に入ったので それに新品のスタッドレスをつけて行こうと思っているのだ

年末年始の帰省だけに使うのだとしたらもったいないのだが ちょっと実家での用事が続いていて どうやら最低でも月に一回は帰省することになりそうなので この際だから買ってしまおうと決断したのだった

クラッチオーバーホール前のコントロールしづらい状態だったら雪道運転に自信が持てなかったが クラッチの感触が良くなって細かいコントロールができそうな感じがしているので なんとかなりそうだと思えてきたのが精神的に大きいかもしれない

FRで雪道というと酔狂なことを……と思われがちだが アクセルとブレーキを慎重にやんわりと扱えばなんとかなるということを過去の体験で知っているし 滑ってしまえば駆動方式は関係ない
FRで難しいのは轍渡り(轍を隣に移ったりする動作)だが タイミングを間違えなければ案外うまく行く

それとこれは私だけだと思うが FRで雪道を走るときにトランクに重りになるような荷物を載せてトラクションを稼ぐのが一般的と言われる中で 私はむしろトランクをカラッポにして後ろを軽くして走るようにしている
後ろを軽くすると発進時には神経を使うが 後輪が滑った場合にすごくコントロールがし易い
特に轍を隣に移るときなどは後輪が先に行こうとする感覚が少ない……と思う

これはあくまで私だけのやり方なので FRでの雪道はセオリー通りに砂袋でも積んで走ったほうが楽なのは間違いないと思う

私はアクセルの開け閉めの仕方がちょっと独特なのかもしれないので 文章から判断して真似するようなことはやめたほうがいいと思う
地元にいた頃に雪が降ると 当時はスパイクタイヤに履き替えて造成中で誰もいない夜の工業団地予定地に行って雪上運転の練習をしていたりした
独特なアクセルワークはその頃に身についた方法らしいので 一応時間を掛けて習得した技術なのだ

雪道運転というのは 車の限界近くの挙動を低速度で味わえるので もし安全に振り回せる場所があったとしたらかなり楽しめる
私が免許を取ってからしばらくの間 夜になると誰も通らなくなる造成中の空間があったことは幸運だと思うが 乾いた路面だったら何倍もの速度を出さないと起こらないような車の挙動を低速度で体験できるのは雪道ぐらいなものなので 運転が上手くなりたいと思ったら積極的に雪道を走るのはありだと思う
もちろん他の車や歩行者に迷惑のかからない方法で……が大前提だけれども

そういえば雪道を走る時のちょっとしたコツを思い出した

雪道と言えば難しいのは発進なのだが 例えば赤信号や一時停止などで止まる場合に 意識してタイヤが滑りにくいような場所を選んで止めるようにすると発進するときに楽になる
タイヤ1本分だけ路肩に寄せて轍から外すとかなのだが 路面状況はケースバイケースなので ここらへんは実際に経験して覚えていくしかないが

何にせよS2000での雪道運転は初めてになるので 今から楽しみにしている

ズルズルと

10月の半ば頃に今季のアニメで早々に切った作品を並べた投稿をしたが 継続して見てる作品が決まってからも 切りそびれた感じのままズルズルと視聴を続けている作品が2つある
コメットルシファー コンクリート・レボルティオ~超人幻想~の2本だ

どちらもあまり面白いと思ってないのに切りそびれたのは 作品が何を表現したいのかがよく解らないストーリーなのでもしかしたら後半に大きな展開があるかもと期待していたからだった

コメットルシファーはこの時点で第9話まで進んだが 未だに何を表現したいのかがよく解らない
世界観もよく解らないまま登場人物の立場や人物像もよく解らない
それらしい説明回があるのかなと思っていたが 最後まで無さそうだ
敵方(?)はいい歳して幼稚園児みたいな感情表現をしてるしメカみたいなのの動作原理もよく解らず 全体的になんとも言いがたい作品

ここまで見ちゃったからには最後まで見るつもりだが たぶん主題みたいなのは最後まで理解できないかもしれない

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~の方はというと 原作が會川昇ということで正直なところ「面倒くさい展開の作品になりそうだな」と思っていたらその通りだった
初っぱなから時間軸を弄くってくる展開はアメリカのドラマ「ダメージ」を彷彿とさせられたが 内容を理解しようと思っても誰が主人公なのかがよく解らない
こちらも9話まで見てしまったが なんとなく表現したいのは超人とかヒーローの悲哀みたいなものなのか?と思ったが それだったらワンパンマンの方がずっと解りやすくて小気味がいい
絵がボンズのクォリティなのでなんとなく見続けているけどもストーリーは全然楽しめてないのが実際のところだ

それにしても會川昇という人の作品を目にする機会は多いけど なんというかこの人は人間が嫌いなんだろうなと毎回思ってしまう
登場人物の思考パターンがねじ曲がっているので感情移入がしづらいというのがそう感じる原因かもしれない

正義のヒーローとかについてはだいぶ前から何が正義で何が悪なのか……といったテーマがいろんな作品で語られているが 正義のヒーローが苦悩する姿はよほど展開が面白くないと飽きちゃってる感がある
その点ワンパンマンは主人公が苦悩しない(ように見える)ので それが逆に新しく感じてしまう

数年前に韓流ドラマが流行ったとき 日本のドラマよりもストレートで面白いという意見をよく聞いたが アニメも一度原点に帰ったほうが良いのではと思うことが多くなった
思えばハリウッド映画もスピルバーグとかルーカスが台頭する前はストーリーがごちゃごちゃした作品が多くて不調だったが スピルバーグやルーカスなどが基本に忠実な起承転結で描く映画を広めていくことでハリウッド映画全体が復興したと記憶している

まあ単純に 私自身がスッキリした展開のアニメが見たいと思ってるだけなのだが……

クラッチ

先の投稿でS2000が整備のために入院したと書いたが 先日無事に終わって戻ってきた

今回はクラッチ周りの交換を中心に もし急いで換えたほうが良い部品があったら換えちゃってくださいということでやってもらった
クラッチはクラッチ板・クラッチカバーはもちろんのこと ベアリングやクラッチシリンダーを交換してもらい さらにspoonの軽量フライホイールにしてみた

他にも細々した部品を交換してもらったが 足回りは取り急ぎ大丈夫ということでそのままとなった
その代わりにボディとサブフレームをつなぐボルト周りにかませるリジカラも付けてもらった

結果ビックリするぐらいにクラッチが軽くなった

整備前の状態からの予測では 踏力が必要なのは変わらずにゴリゴリする感触と引っ掛かりが直ればいいと思っていたのだが 実際には踏力が最低限で済むほど軽くなった
それでいてクラッチが繋がってる範囲が広いのですごくコントロールしやすい
ミッションはコキコキいうが これはS2000の特徴なので問題なし

前回の投稿でステアリングが軽すぎて怖いと言っていた症状はどうやら気のせいだったようで 抜け気味の足回りのフワフワ感からくるものを大げさに解釈してしまったようだ

とりあえずはすぐ壊れそうな箇所が無くなって安心して走れるようになったが やはりダンパーが抜け気味で面白いとまでは言えない
近々車高調ダンパーセットを組み込む予定なので そうなってからがS2000を楽しむ本番ということになりそうだ

そういえば今回組み込んでもらったリジカラだが 実のところあまり変化を感じていない
クラッチ交換の変化が大きすぎてそこまで神経が行かないという感じだろうか

ただ 整備後のエンジン音が心地いい感じなった
今回はエンジンとミッションそしてデフのオイルを交換してもらったのだが それでエンジン音まで変わると思えないので リジカラでしっかりつながったボディを通じて響いてくる音が違ったのかもと思った

車にかぎらず趣味の物は何かを取り替えるとついつい重箱の隅をつつくように変化を感じたくなってしまうが 適当なところでそういう感覚をオフにして楽しまないと……と思うので ダンバーセットの取り換えが終わったら単純に走りを楽しむ方法で行こうと思う

怖い理由

昨日 以前から予約していた整備のためにS2000が入院した
14年前の製造で11万キロも走行しているのでいろいろと不具合はあるが 今回は予算の都合で最低限の整備になる

状態によって整備項目が増える可能性は高いが とりあえずはクラッチ周りのリフレッシュが主体で クラッチ一式とクラッチシリンダーのプライマリーとセカンダリーの両方 ついでに軽量フライホイールも組み込んでもらうことにした

最近は走るほどにクラッチの感触が悪くなっていたので完成後が楽しみだ

さてタイトルの件

昨日のことだが 車を工場に預けに向かう途中 渋滞でスピードは出せなかったのだが低速とはいえ走行中にハンドルが異常に軽くて落ち着きが無い
S2000のパワステは電動式で 本来ならば止まっている状態では軽くてスピードに応じて重くなっていくはずなのだが どうもスピードに関係なく最大のパワーアシストが掛かっているような感じなのだ

思い返してみれば ちょっと前に首都高を走ったときに 加速するのが怖いぐらいに不安定感を感じたのはこのせいだったかもしれない
ダンパーが抜け気味で足回りが落ち着かないことが怖さの理由だと思っていたのだが 手から感じる感覚というのは他のどの部分からよりも敏感なので 全体的な不安定感として認識したのかもしれないと思った

いろいろ調べてみると S2000の場合はパワステ関連のトルクセンサーの故障があるということなので それかもしれないと思った

ダンパーが抜けてるから安定感が悪い……ちょっとした異音はハブが痛んでるのかも…などといろいろ心配事が増えていたのだが パワステが本来の状態で働いてくれれば少なくともコントロールしづらいという恐怖感は無くなりそうな気がしているのだ

今回は最初に車を診てもらってから実際の整備までに約1ヶ月の時間があったので ネットでS2000関連の情報を調べまくって すっかり頭でっかちになってしまった感がある
専門の情報処理分野とかなら調べた情報の良し悪しが簡単に判断できるのだが S2000に関しては入ってくる情報に右往左往させられることになってしまったようなのだ

せっかくS2000の整備に経験豊富な工場に任せるのだから専門家に詳しく診てもらえば良いだけなのに せっかちな性分が顔を出してあせってしまったようだ

何にせよ約一週間の予定でしっかり整備してもらう予定なので 出来上がりを楽しみに待つとしよう

戻ってきたら整備後の走行感を書こうと思う

S2000購入の話

これは自分用のメモ
他の人にはあまり役に立たないだろう

先日ホンダのS2000を購入した
2001年(平成13年)式のLA-AP1-110型
走行は約11万キロの個体だ

S2000は前期型の2リッタータイプと2.2リッタータイプがあるが 9千回転まで回せるエンジンが載っている前期型にしぼって探していた
前期型でもAP1-100・110・120・130・135・200とマイナーチェンジが繰り返されて それがけっこう変化が大きいと知ったのは購入した後だった

中古車情報はカーセンサーとGoonetの両方を見て探したが 最優先したのは修復歴が無いこと
走行距離は年式から言って12万キロまでは候補にしていた

結果として3台ほどが最終候補に残ったが 現物を見に行ったのは今回買った1台のみ
修復歴が無く色が好みで オーディオも入れ替えてあり社外アルミも装着済み
足回りがノーマルというのも最終的に決め手になった
試乗のときはS2000という車の特性に驚いてしまって 個体の良し悪しを判断するところまで行けなかったのが正直なところ

そして購入してから2ヶ月ほどがたったわけだが S2000という車がどういうものか分かってくると細かい不満がいろいろ出てきた

まずはクラッチ

クラッチペダルが重く ペダルを奥まで踏み込むと引っ掛かりがあって戻りが一瞬遅れる
さらにクラッチが切れる位置がちょっと判りづらくてシフトチェンジが引っかかるときがある

これではスポーツ走行はおろか 普通に走るのにも支障があるので ホンダ専門のショップで診てもらうことにした

ざっと診てもらった結果はクラッチ周りの部品を全て交換することになった
心配していたミッションの引っ掛かりは おそらくクラッチが直れば解消するのではないかとのこと

まだ予約をしただけで作業を待ってる状態だが これでとりあえずは一安心

ところが最近 それなりの距離を走り回ってみたところ タイヤの接地感が軽くてサスがフワフワする
高速道路のゆるいカーブで法定速度+α(αはご想像に任せる)で今まで経験したことのない奇妙な挙動が起こった
最初は滑ったのかと思ったが タイヤはしっかりグリップしているしなんとかリカバリーできた
タイヤのグリップが失われたのなら とっくにスピンかガードレールに張り付いてしまったはずなのだ

どうやらダンパーが抜けてしまっているらしい

これではとてもスポーツカーとは言えない状態なので クラッチのオーバーホールのついでにダンパーも交換してもらうことにした
ノーマルダンパーの新品を組み込むのが安上がりではあるが 今回は車高もちょっと落としたかったので社外ダンパーとスプリングに交換
銘柄はまだ最終決定していないので 完了して走ってみてから書くことにしよう

こんな風にS2000は古い個体ならば安く手に入れることができるが その後はけっこうお金がかかると思っていたほうが良い
ということはボディーにダメージの無い個体が最良ということになる

ショップの人にも言われたが 買ってからお金をかけずに乗るならAP1-130以降が良いが お金をかける覚悟があるならAP1-100~120の方が面白いと
まあ それはお金をかけてくださいね宣言とも取れるが 私としてもローンを払いきるまでの間ぐらい元気に走ってくれれば良いという認識だったのが 10年ぐらい保たせてみたいという気持ちに変わってきている

それは最近発売される車に魅力を感じないし S2000のような車は二度と発売されないだろうなという車状況もある
もしかしたら買った時の値段と同じぐらいかそれ以上の金額がこれからかかってしまうかもしれないが 部品が手に入るうちに新車並みかそれ以上の車にしてみたいものだと思う

選別の時期

2015年も10月中旬になって10月開始のアニメも継続して見る見ないを選別する時期になった
相変わらず放送本数は多いが最近は残る本数の方が少ないような状況になってしまっている

継続視聴をまだ決めてない作品もあるが とりあえず現時点で切ったものについて書いてみようと思う
ちなみに私の場合 萌え系日常系にあまり興味が無いので 「ゆるゆり さん☆ハイ!」とか「ご注文はうさぎですか??」などは最初から見ていない
古くさい人間なのでヤマもオチもない展開というのに馴染めないのだ
なので作品の善し悪しについての判断基準が古くさいのはご容赦願いたい

それでは1〜2話を見て切った作品を並べてみよう

ランスアンドマスクス
世界観もキャラ設定もまったく共感できなかった
ただの萌えキャラ動物園になりそうだったので切り

落第騎士の英雄譚
冒頭でピンク髪のヒロインの着替えに主人公が遭遇し成り行きから対決となるという「学戦都市アスタリスク」と展開がかぶりまくったこの作品
アニメのテンプレ展開とはいえ双方の制作サイドは冷や汗ものだっただろう
個人的に学戦都市アスタリスクの方はとりあえず視聴継続を決めているが こっちはいろいろと納得できない設定が多すぎて切ることにした

まず主人公とヒロインが寮で同室というのが納得できない
年頃の男女をまがりなりにも学校の寮で同室にするというのは いくらなんでも無理がある
そしてヒロインが簡単にデレているのにも違和感がある
高い志を持ったキャラであれば 主人公になびくにしても もう少し強力なエピソードは欲しいところだと思った
寮での同室設定もヒロインと主人公を急接近させる手順を大幅に省いたようにしか感じられない
さらに主人公を愛してやまない妹の登場……となれば先の展開は簡単に想像できてしまい その予想できる内容が好みではなかったのだ

先に書いた設定かぶりのアスタリスクの方は特に優れているというわけではないが とりあえず設定や展開に納得できない部分はないので様子見をしている状態
どこかで見たような展開に進むようなら視聴を止める可能性は大いにある

緋弾のアリアAA
以前放送された緋弾のアリアの続編
主人公を後輩キャラに切り替えての展開らしいが そもそも緋弾のアリア自体が設定に無理がありすぎるのと キャラの性格設定が好きじゃなかったので1話を見た段階で継続は無理と判断した
また超至近距離での銃の発砲で“殴り合う”シーンを見せられるかと思ったら耐えられそうになかったからだ
ひらひらのセーラー服みたいな防弾服って……
飛んでる飛行機の中で平気で発砲って……
そんなシーンはさすがにもう見たくないし 中二病極まれりみたいな登場キャラの台詞回しもかなりキツいものがある
そんな前作と同じ雰囲気を感じられたのでアッサリと切ることを決めた

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
典型的な庶民の主人公が支配階級の超お嬢様学校に連れて行かれ「庶民サンプル」とされるという物語
支配階級のご令嬢が超箱入り状態にされてしまうという設定はありそうに思えるし そこに庶民が放り込まれたら面白くなりそうだという発想も悪くない
でも……
その「世間知らずの超箱入り娘」であるはずのヒロイン(?)が主人公を「あんた」呼ばわり
「貴方」ではなく「あんた」
開始10分ほどで超お嬢様学校という設定が実に軽いものになってしまったと思った
ヒロインがぼっちになってる理由も意味が分からないレベルだし……
これなら普通の学園もので良いのでは?
登場人物の台詞回しもテンプレすぎて新鮮な面白さは期待できそうになかったので1話で切ることを決めた

対魔導学園35試験小隊
設定・世界観・キャラ設定……どれを取っても何をしたいのかがサッパリ分からなかったので2話で切り

ヴァルキリードライブマーメイド
なんだかよく分からないが ある才能(?)を持った女の子が性的興奮を与えられると武器に変身するという設定?

…えーーと

ソウルイーター?

単純にソウルイーターをパクってエロくしてみました……みたいなアニメと感じたので面白くなさそうと思い1話で切り

これ以外にも1〜2話で切った作品はあるが 特に感想もなかったのでざっくりと割愛した

それにしても 最近のアニメを支配している「テンプレ展開」というのは何とかならないものだろうか
特に「日常生活を送っていた主人公が拉致されて特殊な環境に放り込まれる」系のテンプレはひどいなと思う
主人公の日常生活を1話…いやAパート分でもいいからちゃんと表現しておけば その後の落差が感じられると思うのだが そこらへんは省略されて視聴者の想像力に任せるということなのだろうか
また 物語の世界観が主人公の能力を活かすために都合良く設定されているのもどうかなと思う
古い感覚で恐縮だが 昔のフィクションはファンタジーものであったとしても 日常生活を送る一般人と同じ世界で 人知れず事件が起こっていて主人公達はそれを人知れず解決するというものが多かったと思うが いつの頃からか主人公とその周りの人物設定・能力設定が先にあって それに合わせた世界観が設定されるという作品が増えたと思う
過去にしろ現代にしろ 日常に近い世界観で物語を進めていくということは 整合性を考えながら舞台設定をしなくてはならないから そこを省略できる方が楽なのだろうとは想像できるけども もうちょい社会性を持った脚本があってもいいとは思う

とまあ なんだかとりとめのない文句ばかりになってしまったが ちょっとアニメのテンプレ展開に飽き飽きしているのも事実
物語はやっぱり王道が面白いと言われるが 王道とテンプレは違うと思うので……

ナビとバックカメラ

9月の連休に車で実家に帰省したとき 最近評判の良いスマホアプリの「Yahoo!ナビ」を使ってみた
これが思いのほか使い勝手が良い
新宿区の自宅から東北道入口までを渋滞を回避しながら距離的にも最短で行くことができた
東北道ではオービスに近寄ると警告されたりもする
XperiaZ4の5インチ画面でも不便がないように表示が工夫されているので 今後はナビを買う必要がないかもしれないと思えたぐらいだ

ところでナビはともかくS2000で最大の難点が後方視界の悪さだ
幌なので斜め後ろの視界がゼロなのは乗る前から予想はしていたが 低いフロントから自然にリアまで持ち上がっているデザインのせいもあって真後ろの視界も良いとは言えなかった

普通に道路を走っている分には特に不自由は感じないが 駐車場にバックで入れる場合と頭から入れても出るときに後ろがほとんど見えないので恐怖感がある

これはなんとかしないと……ということで バックカメラを付けてみることにした

ナンバープレートのカン止めされてない方のネジを外して取り付けるというもの

取り付けは実家にあった工具で簡単に終わって 配線も内張りを剥がして目立たないように這わせることができた
電源をバックライトから取ったのでバックギアに入れたときだけ動作する……はず

問題はバックカメラから送られてくる映像を映すモニターだ

予算があればPanasonicのGorillaナビを買うつもりだったが今回は帰省でお金を使ったので財布の中身が少々頼りない
そこで実家近くのオートバックスで手頃なバックカメラ対応のナビを探したところ ワゴンセールでミラリードの7インチナビを入手出来た
バックカメラの配線をつなげてみるとバックギアに入れたときだけ映像がしっかり映る
カメラの画像は両脇が大きく歪む魚眼レンズみたいな感じだが 思ったよりも鮮明で歪みはあまり気にならない

これで恐怖感を持っていたバックがだいぶ楽になった

今回購入したナビは地図更新も期待できない上に元々入っていた地図データもちょっと古い
なのでナビは最初に書いたYahoo!ナビを使いたいのだが 7インチのナビをオンダッシュで取り付け さらにスマホもホルダーで取り付けると 本来シンプルなはずのダッシュボードがだいぶ賑やかになってしまう

また スマホをナビとして使うとPAで降りたときなどにいちいち外すのが面倒なので おサイフケータイとして使えないとかの不便もあったりする

そう考えると スマホの画面をミラーリングで映し出せるモニターがあって そのモニターがバックカメラからの入力があったときだけ切り替わってくれたらそれで全てをクリアできるような気がしてきた
HDMI入力があってコンポジット入力もあって 基本はHDMIを映してるがコンポジットからの入力があったらそっちに切り替わるみたいな車載可能なモニターがあったらいいのだが……

まあ 地図更新の期待できるナビに入れ替えれば済む話ではある