ズルズルと

10月の半ば頃に今季のアニメで早々に切った作品を並べた投稿をしたが 継続して見てる作品が決まってからも 切りそびれた感じのままズルズルと視聴を続けている作品が2つある
コメットルシファー コンクリート・レボルティオ~超人幻想~の2本だ

どちらもあまり面白いと思ってないのに切りそびれたのは 作品が何を表現したいのかがよく解らないストーリーなのでもしかしたら後半に大きな展開があるかもと期待していたからだった

コメットルシファーはこの時点で第9話まで進んだが 未だに何を表現したいのかがよく解らない
世界観もよく解らないまま登場人物の立場や人物像もよく解らない
それらしい説明回があるのかなと思っていたが 最後まで無さそうだ
敵方(?)はいい歳して幼稚園児みたいな感情表現をしてるしメカみたいなのの動作原理もよく解らず 全体的になんとも言いがたい作品

ここまで見ちゃったからには最後まで見るつもりだが たぶん主題みたいなのは最後まで理解できないかもしれない

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~の方はというと 原作が會川昇ということで正直なところ「面倒くさい展開の作品になりそうだな」と思っていたらその通りだった
初っぱなから時間軸を弄くってくる展開はアメリカのドラマ「ダメージ」を彷彿とさせられたが 内容を理解しようと思っても誰が主人公なのかがよく解らない
こちらも9話まで見てしまったが なんとなく表現したいのは超人とかヒーローの悲哀みたいなものなのか?と思ったが それだったらワンパンマンの方がずっと解りやすくて小気味がいい
絵がボンズのクォリティなのでなんとなく見続けているけどもストーリーは全然楽しめてないのが実際のところだ

それにしても會川昇という人の作品を目にする機会は多いけど なんというかこの人は人間が嫌いなんだろうなと毎回思ってしまう
登場人物の思考パターンがねじ曲がっているので感情移入がしづらいというのがそう感じる原因かもしれない

正義のヒーローとかについてはだいぶ前から何が正義で何が悪なのか……といったテーマがいろんな作品で語られているが 正義のヒーローが苦悩する姿はよほど展開が面白くないと飽きちゃってる感がある
その点ワンパンマンは主人公が苦悩しない(ように見える)ので それが逆に新しく感じてしまう

数年前に韓流ドラマが流行ったとき 日本のドラマよりもストレートで面白いという意見をよく聞いたが アニメも一度原点に帰ったほうが良いのではと思うことが多くなった
思えばハリウッド映画もスピルバーグとかルーカスが台頭する前はストーリーがごちゃごちゃした作品が多くて不調だったが スピルバーグやルーカスなどが基本に忠実な起承転結で描く映画を広めていくことでハリウッド映画全体が復興したと記憶している

まあ単純に 私自身がスッキリした展開のアニメが見たいと思ってるだけなのだが……


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