今日 運転席のシートを取り換えてきた
今までのレカロSP-JJ フランカーからレカロのRS-G GK というフルバケットシートへの変更だ
せっかくレカロを付けていたのになぜ?と思われるだろうが 実は最近 シートの取り付けにガタがきていて運転していてものすごく気持ち悪かったのだ
取り外してガタを直せばなんとかなると思って自分で作業してみたのだが 手持ちの工具ではどうしても外すことができない
それに今までのシートは膝の下あたりにあるサポートが高くてクラッチを踏むときに圧迫感を感じていた
その圧迫感を避けるために好みのポジションよりも1ラッチ前に出していたのだが これだとクラッチをつないだときに膝がステアリングコラム左あたりに当たってしまう
まあ なんだかんだで不満があったのだ
そこでS2000の車外シートでは定番になってるレカロのRS-Gにしようと思い立って レールの状態も不安だったので新品にしてプロの手で取り付けをしてもらったというわけだ
今までのシートがガタついていた原因はシートレールの不具合ではなくて シートレールとシートをつないでいるボルトを受けるシート側のナットが外れてどこかに行ってしまったことだった
シート側にナットを収めている四角い袋状の部品がくっついているのだが これが意外に柔らかいので取り付けるときにもなんだかしっくり来ないとは思っていた
どうやらボルトの長さをきっちり合わせないとダメだったようだ
それからRS-Gに取り換えてから気がついたのだが SP-JJの方は座面がだいぶへたっていてフワフワと落ち着かない状態だった
最近どうにもサスのセッティングが決まらないと悩んでいたのだが 問題があったのはサスではなくてシートだったというわけだ
そして肝心のRS-Gだが 乗り降りがかなり厳しい状態になった
乗り降りする度にシートレールを下げる必要があるので 慣れるまでちょっと時間がかかりそうだ
しかしシートにスッポリと収まって運転している感覚はなかなか良い
フワフワとした感触は一切なくなるので路面からのインフォメーションはダイレクトに伝わってくるのだが これがスポーツカーを運転しているという気分を盛り上げてくれる
路面からのインフォメーションとは言ってもサスペンションブッシュを取り換える前のゴツゴツ・ガタガタといったものではないので 路面状況やタイヤの状態を掴みやすく本当に楽しくなってくる
ちなみにシートレールはRS-GやTS-G用に用意されているウルトラローポジションのものではなくて 標準タイプにサイドアダプターを組み合わせたものだ
高さはノーマルシートとほぼ同じで 今までのSP-JJより低い
それにしてもシートを換えて思ったことだが SP-JJを取り付けた頃にもしRS-Gを選んでいたとしたら サスペンションブッシュがへたっている足回りからのゴツゴツ・ガタガタ感に辟易していたかもしれない
中古のS2000を買ったらまずサスペンションブッシュの交換が必要かどうかを判断して シート交換はその後にした方がよさそうだ
そしてSP-J系のシートはS2000に付けると干渉しまくりなので 慣れたプロショップ意外での取り付けは勧められない
RS-GはまさにS2000の標準シートと呼ばれるぐらいに自然に取り付くので スポーツカーらしさを望むなら大推薦したい
乗り降りは大変だけれども……