加速の話

某掲示板の某スレッドを眺めているとき シフトアップのタイミングについての質問を見かけた
普段使いでの発進加速で 1速である程度引っ張ってから2速につなぐか 1速で走り出したらすぐに2速に入れてしまうかといった内容だったが 他のスレッドでも何回転で2速に繋ぐのがいいのかといった話は見かけことがあったので 自分の考えを書いてみたい
その掲示板に直接書き込めば良いようなものだが 短い文章で簡潔に話をまとめるのが苦手で 意図が上手く伝わらないことも多く その後の流れが変な方向に行くことがあるので自重しているのだ

というわけで あくまで自前だが考えを述べてみる

私の場合 走り出して何回転まで引っ張るかという数値的な目安よりも 車がスピードに乗っているかどうかを体感で判断してシフトアップしている
道路の状況は常に同じというわけじゃ無いので 例えばゆるい上り坂なら1速でけっこう引っ張らないと2速に繋いだ時点で加速感が落ちてしまうし 下りはむしろさっさと2速に入れて自然な加速にまかせる感じ
路面がウェットとかで不安定な状況なら早めに2速に入れて 駆動輪にあまりパワーがかからないようにする

もちろん思いっきり加速したい場合は1速でレブリミット近くまで回してから2速に繋ぐ

エンジン回転とアクセルの関係は 踏み具合にエンジン回転がついてくる状態と 踏んでも回転が即座にはついてこない状態がある
トルクが充分に立ち上がっているかどうかなのだが これは車ごとに違うから体で覚えていくしか無いと思う

そういえば昔 燃費をかなり気にして走る人の車を運転させてもらったことがあるが 私が回転を上げ気味で走ることに不満を言われたことがあった
しかし その本人の運転に交代したら 車速が乗ってないのに2速にシフトアップするし その上のギアでも同じ傾向
シフトアップ直後には軽いノッキング音までしていたので もっと回した方が結果的に燃費が良いよということを説明した

燃費を稼ぐことを目的とした走りでも 例えば50km/h巡航を目指した場合に 1速でスピードに乗るまで引っ張って2速で軽く引っ張り 3→4速をさくっと上げて気持ち減速気味に巡航速度に持って行った方が良い
エンジンが気持ちよく回っている状態というのは負荷が軽いので 低回転で無理に引っ張るより結果的に燃費が良いことが多いのだ
ただこれはワイヤースロットルの古い車の場合で 今の電子制御スロットルでは異なるかもしれないのでケースバイケースだが

実際に私はAE86でリッター16kmぐらいの燃費は記録したことがあるのでそんなに間違った内容ではないと思う

なんか「加速の話」なんて走りについてのことを書くつもりがエコランテクニックについての話になってしまったが 普段使いでのドライブテクニックについてのことなので 本質は同じだろう


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