K-Tuned Billet Shifter導入

先日の投稿でS2000からアコードユーロR(CL7)に乗り換えたと書いた

ユーロRの乗り味については別の機会に詳しく書くとして、乗り始めて最も不満があったのがシフトフィールだった
みんカラあたりをCL7で検索してもらえば理解してもらえると思うが、シフトレバーが左に大きくオフセットされているせいで1速の位置が遠い
またストロークも大きいので、シフトの度にバタンバタンとした感覚がして回転合わせが上手くいかなかった

いろいろと情報を漁ってみると無限からクイックシフターが出ていたらしいが、絶版となっていて今となっては入手が困難
無限のはシフトレバーが真っ直ぐになっていて、さらに純正よりも25mmほど短くなっているそうで、ネットでの評判はすこぶる良い
どうにか入手できないものかと行動してみたが、運良くヤフオクあたりに出品されるのを待つしかないようだ

ところが、検索ワード「cl7 クイックシフター」で検索しているとカナダのチューンブランドのK-Tunedというところからクイックシフターが出ているらしい
写真を見ると純正のシフター部品を流用している無限製とは違い、アルミの削り出しっぽい外観でやたらカッコいい

しかし値段もなかなかのもので、セカイモンあたりで探してもだいたい日本円で5.5万~6万円弱といったところ
送料もそれなりにかかるし、場合によっては関税まで取られるらしいし納期もかかりそう……なんて考えで堂々巡りを続けていた

そんなところにヤフオクで在庫あり新品の出品があった
K-Tuned Billet Shifter

散々悩んだあげくに落札して、今日取り付けてみた
落札価格は 67,200円也

取り付けは純正のシフター一式を取り外して、同じように取り付けるだけ
みんカラあたりでたくさん見つかる無限クイックシフターの取り付けを参考にしたので、大きな苦労もなく取り付けることができた

しかし台座を取り付けるところのカラーは付属していないので、純正品から移植する必要があったのは予定外だった

取り付け写真がなくて申し訳ないが、シフトレバーの高さは純正とたいして変わらない

シフトの横方向を制御するスプリングがかなり硬いので操作性が悪くならないか心配したが、実際に取り付けてみると問題はなかった

そして肝心の操作感

正直なところ驚いた

S2000を初めて運転したとき、シフトストロークのあまりの短さに「えっ?!」と思った感覚を思い出させられた
シフト位置は純正と変わらないが、オフセットが無くなって運転席に近くなったので、なんとなく位置が高くなったような感覚がある
それがなんとも具合が良い

そしてシフトストロークはS2000を思い出させられるぐらいに短くカチッと決まる

S2000のシフト感覚に慣れた私には嬉しい誤算だが、普通のマニュアルシフトに慣れている人は戸惑うかもしれない
それぐらいカッチリした感覚に変わったのだ

作業の途中では、ここまで高いものを買って本当に良かったのか?なんて思っていたのだが、取り付けが終わって実際にシフトしてみると後悔の念なんかはどこかに吹っ飛んでしまった

値段から言って誰にでも勧められるものではないが、ゆるいシフトフィールのせいでどこかぼんやりした操作性だと思っていたユーロRを楽しく走らせることができそうで嬉しくなっている

後は注文済みで発送を待ってる強化クラッチペダルを導入すれば、さらに楽しくなりそうだ