GTウイング幅調整完了

先日ヤフオクで購入したVOLTEXのGTウイングは 幅が1450mm(実測では1440mm)だったので車検に通らない
車検に通るのは車幅から330mmを引いた1420mm以下なので 思い切って幅調整をしてみることにした

最初に完成の感想を書いておくが ワンルームマンションの一室でやるべき作業ではなかった……

それなりの広さの作業場があれば良いのだが ワンルームマンションでも風呂場ならなんとかなるだろうと考えて作業を始めたのだが 音が響くことを考えると電動工具は使いづらい
また 電動工具で万が一でも浴槽に傷を付けたりしたら面倒なことになる

それで今回は手動のパイプソーを使うことにした

選んだのはAmazonで売ってる「PARKTOOL(パークツール) ハクソー SAW-1」とカーボン用の替え刃

問題はウイングをどこで切るかと翼端板の取り付け方法をどうするか

翼端板は片側あたり3カ所をM3.5のビスで固定されているので できればオリジナルのねじ穴を利用したい

そこでウイングの端から約12mmを切り落とすことにした

実際にノコギリで切り始めると 切っていると言うよりは削っている感覚に近くて 思ったより時間がかかった
片側で約1時間 合計で2時間ほどかかって切断完了

切り落としたネジ部分は思いの外しっかりとしていて 翼端板をネジ止めするのには充分なようだ

しかし 切断後に翼端板を仮合わせしてみると真っ直ぐに取り付かない

いろいろな方法を駆使して角度や寸法を測ってみると最初の罫書きで失敗していることが分かったので 再度罫書きをして左右を5mmほど切断した

そして最初に切り落としたネジの付いている端部分の外側を削り落として ウイングの空洞にすっぽりハマるように調整
最後は補修用のFRPパテで固めて完了

最終的にウイング幅は翼端板を付けた状態で1405mmとなり無事に車検対応のサイズとなった

しかし やはり手動工具で切断したせいか翼端板とウイングとの隙間が目立つので 最後はブラックシーラーで隙間を埋めてみた

これが思いの外きれいに仕上がったので やっとクルマに取り付けることができたのだった

実際にウイング幅の調整をやってみて思ったのだが よほど立派な工具と作業場を用意できる場合を除いて メーカーに任せるのが良い

どうしても自分でやるという場合は カーボンの切り粉が身体に悪いので防塵マスクとゴム手袋は必須だ
また罫書きを精密にやらないと失敗するので 大きめの作業台はあった方が良い

翼端板がしっかりとくっついているか心配だったが ウイングを取り付けた後にアスファルトが荒れ気味の道路を小一時間ほど走ってみても翼端板がガタつく気配もないのでまず問題はないだろう

あとはフロントに適当なリップスポイラーを付けて空力改善を完成させたいが なかなか気に入ったデザインのものが見つけられない
格好良さだけで考えるとバンパーごと取り換えるものなら気に入ったのがあるのだが そういったものはFRP製になるのでちょっとした段差で割れたりする心配がある
また近い将来に岩手の実家に引っ込むことになりそうなので 雪道でラッセル車化するのも困る

何はともあれ リアはとりあえず安定したので フロントはゆっくり考えることにしよう


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)